(株)港石材は基礎工事にこだわります。

墓地は小さな建築物ですが、基礎に対しての耐荷重がかなり重く、1坪の墓地の上に乗る重量はおおよそ4トンもあります。 そのような重い荷重を耐えられる構造、さらに地震の揺れにも強い基礎は大変な技術と現地地盤調査が必要です。 地盤が緩んでいる墓所は下記特許取得済みの工法で施工する事も可能です。 東北大地震の際、とある墓地では、この工法で施工した墓所のみほぼ無傷! 他の墓所の多くが目地離れ、倒壊、地盤上昇などが起きていました。  

基礎工事工程

地中に杭を打ち込み、墓所の足となる部分を構成します。地盤が緩んでいる場合、1~3m程の杭を打つ必要があります。


基礎には均等な大きさの砕石をランマーで打ち込み、土台を固めます。


杭と鉄筋を交差させ、上部の基礎と一体化します。 こうする事で、地震が起きた時、基礎と墓石の振動がきちんと杭に伝わり、揺れを分散させることが可能です。


打ち込んだ材料が分離しないようコンクリートを流します。面積の大きい墓所は締め固めといった作業も必要になります。


目地施工の際、従来の工法と最新の工法を同時に使用します。それぞれの長所を生かし、より長く目地を持たせます。


内部のコーナーを金具で止めます。震災時の外部への広がりを防げます。


重い部材には、墓石専用接着剤以外にも、従来のモルタルの効果も絶大です。


上下段にも鉄筋(ステンレス棒)を入れて、震災時の横揺れと縦揺れに対応しています。


細い部材にモルタルが入らない場合、2種類の専用接着剤を使用します。


目に見えない場所も、きちんとずれないように工夫します。


弊社は上の写真のように外柵の内側とカロートの外側に鉄筋を張ることによって、カロートの外側への広がりを防ぎます。


更に、張った鉄筋の上にコンクリートを流し込み、板石を敷くことで墓所内外を一体化し、部分ズレを予防します。


モルタルの適さない墓石には、最新の耐震石材専用接着剤を使用します


弊社では、最新の技法を取り入れ、特許取得した独自の施工方法を常に進化させています。

地盤が緩いところの墓石工事はぜひ、㈱港石材にご相談ください。