横浜市営日野公園墓地-山下家

市営日野公園墓地2.5平米墓地工事例、H27年度当選墓地

工事過程

工事前の状態


後ろ側の現状から、今後の地盤沈下、土砂の流失が容易に予想できる墓所であるため、杭打ち工事にしました、地元の建築会社に地盤を調査してもらった結果、この辺りの墓地は岩盤までの距離はかなりあるようです、用意したのは2.5mの住宅用基礎工事に使う錆びない鋼管杭です。さらに、数十年後、100年後の土砂が流失しても後ろの地盤が見えないように、背面を深いところまで、板石で覆うことにしました。



前後高低差があるため、一番深いところ60㎝も掘り下げました。





泰震ゲルを使用しました。




背面の板石を載せるところも鉄筋コンクリート、今後沈下することがあるので、特に慎重に、厚めに打ち込みました。

専用接着剤2種類の組み合わせで、取り付け、表面に出ている板が15㎝、土の中に入っているのが45㎝あります。左右の墓所は建立後70年ほど経過しています。沈下したのは約30㎝、今回施工した墓所は、おおよそですが、100年後でも後ろの板が覆っているので、地盤沈下や土砂の流失があってもきれいな状態で保たれることになります。


完成